助成金事業
健康知識・教育に係る公募助成
公益財団法人日本健康アカデミーは、社会の福祉の振興のため国民の心身の健康の保持増進に関する啓発活動の一環として、
2013年より「健康知識・教育に係る公募助成」を実施しております。
近年、社会の多様化・急速な変革が進む中、生活・環境変化による心身の病気が社会問題化しております。
国民の心身の健康の保持増進のために、新たな健康知識・啓蒙・教育が求められており、これらに係る機関・研究者・教員・指導者の活動がますます重要になっております。
そこで、これらの活動がより充実し、国民の心身の健康増進がなされることを願い、日本国内の地域を限定せずに幅広く研究・教育活動の助成を行いたいと考えます。
2025年9月1日当財団は2025年度「健康知識・教育に係る公募助成」の助成先を決定いたしました。
応募33件の中から10件・総額400万円を選定いたしました。
野口泰司
|
浜松
医科大学
家族介護者における認知症スティグマの実態把握と軽減に向けた調査研究
|
---|---|
後藤英子
|
東京大学医学部附属病院
大学病院医療情報ネットワークセンター(UMIN) 特定保健指導対象者の生活習慣改善に資する家族のヘルスリテラシー評価と、向上を目的とした教育プログラムの構築
|
野村 卓生
|
関西医科大学 リハビリテーション学部
身体的フレイルを予防するための日常生活行動改善の啓発と普及活動の評価
|
村山 明彦
|
群馬医療福祉大学 リハビリテーション学部
障害者と高齢者の交流を目的としたインクルーシブ型転倒予防教室を展開するためのパンフレットの作成
|
安部 恵
|
日本大学薬学部薬剤師教育センター
市販薬のオーバードーズ防止教育啓発教材の完成と、学校、地域に向けた予防、回復支援啓発シンポジウムの開催
|
中丸 宏二
|
日本電気株式会社 社会公共ソリューション事業部門 医療ソリューション統括部
筋骨格系愁訴と基本動作時の身体指標との関連性の検討~非接触型の身体状態認識アプリによる評価~
|
佐々木 渓円
|
実践女子大学 生活科学部 食生活科学科
母親の育児不安と幼児の情動的摂食・道具的摂食の実態解明~幼児の体格との関連に着目した調査研究~
|
山内 亮子
|
杏林大学保健学部看護学科 看護養護教育学専攻(多摩多胎ネット)
ツインズマーケットを中心とした多胎家庭への包括的支援
|
白石 三恵
|
大阪大学大学院 医学系研究科 保健学専攻 生命育成看護科学講座
母児の健康促進を目的とした父親の育児関与を高める知識要素の明確化~妊娠期からの父親教育モデル構築に向けて~
|
伊藤 さゆり
|
九州医療科学大学 臨床心理学部 臨床心理学科 講師
高齢ろう者の認知症早期発見を目指す評価法開発:日本手話の特性に配慮した認知機能スクリーニング検査の確立
|
概 要
目的
|
公益財団法人日本健康アカデミー「健康知識・教育に係る公募助成」は、国民の心身の健康増進のため、病気の予防、早期の適切な診断、そして快癒などの実現に寄与する調査研究・啓蒙・教育の促進を目的とする。
|
---|---|
対象となる事業活動
|
(1) 健康知識研究・教育活動に関する事業
(2) 健康教育教材の開発に関する事業
(3) 職員・指導者の資質向上に関する事業
|
助成金額
|
1件当たり 20万円~60万円 2025年度総額400万円
|
助成期間の終了
|
助成対象事業活動の終了日、または2027年3月末日のいずれか早い日
|
応募予約
|
2025年4月1日より2025年6月30日
|
募集期間
|
2025年7月1日より2025年7月31日(応募予約が必要です)
|
選考方法
|
助成選考委員会で選考し決定します
|
決定時期
|
2025年8月末:発表9月上旬
|
助成金交付
|
2025年10月上旬
|
募集要項
|
|
助成金交付申請書
|
|
報告書の提出
|
提出期限:事業終了後速やかに、または2027年4月末日のいずれか早い期日
成果報告書 2025年度(2025年~2027年3月末)で、事業への助成を終了した事業において、助成を受けた全期間において達成した事業の成果について記述して報告してください。
経過報告書 2026年度(2026年~2028年3月末)も継続して助成を受けることが決定された事業において、2025年度(2025年~2026年)における事業の経過状況を記述して報告してください。 |