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健康情報

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 75歳からの返り咲き
平成24年6月13日
この度、当財団では東京大学名誉教授 首都医校校長 宮下充正先生のご協力を頂き、高齢世代になっても社会参加が出来る健康づくりを目指し、中高年の方を対象とした小冊子「75歳からの帰り咲き(介護不要の老人を目指して)」を発行いたしました。
ご希望の方には無料でご提供いたします。LinkIconこちらまで「75歳からの返り咲き 希望」と題してご連絡ください。



セミナーレポート

このコーナーでは、財団が開催したセミナーで、講師からお話ししていただいた情報をお知らせいたします。
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財団ホームドクターからのお役立ち情報

このコーナーでは健康づくりと生活習慣病にに対する役立つ様々なアドバイス、情報等を専門医の先生にお話ししていただきます。

今回は身近な生活習慣病である糖尿病のお話を専門医の岩本先生にアドバイスいただきました。
症状が現れたらかなり進行している怖い病気ですので、ちょっとしたサインも見逃さずに!

◇◆糖尿病◆◇


—こんな症状が出たら要注意—
■糖尿病は知らぬ間に進行する
糖尿病は「進行させないこと」が大切な病気です。そのためには、なるべく早い段階で病気を発見し、治療を始めなくてはなりません。悪化する前にきちんと血糖をコントロールできれば、合併症を防ぐことができます。
しかし、やっかいなことに、糖尿病は初期にはほとんど自覚症状がありません。これから紹介するような症状があらわれたときは、血糖値がかなり高くなっていると考えられます。ですから、少しでもおかしいと思ったら、すぐに病院で検査を受けるようにしてください。


■糖尿病の典型的な自覚症状とは?
糖尿病の代表的な自覚症状には次のようなものがあります。

●尿の量が多くなる
尿量が増え、トイレが近くなります。これは、腎臓が多量のブドウ糖を再吸収しきれなくなり、尿と一緒に排出するためです。このときたくさんの水分が必要になるので、結果として尿の量が増えます。
また、尿に糖が含まれるため、甘ったるい匂いがすることがあります。

●のどが渇く
のどがやたらと渇き、がぶ飲みしたりします。ときには、のどの渇きで夜中に目が覚めてしまうほどす。これは、尿として多量の水分が出ていく結果であり、体が脱水症状を起こしているあらわれです。
のどの渇きは糖尿病のもっとも典型的な症状であり、のどが渇く→大量に水分をとる→尿が増える→のどが渇く、を繰り返します。

●だるい、疲れやすい
いつも疲れがたまっているような感じがしたり、全身がだるくて何もしたくない、といった倦怠感を覚えるよになります。これはインスリンの作用不足のために、ブドウ糖をうまくエネルギーに変えることができないからです。

●よく食べるわりに体重が減る
「食べても食べてもお腹がすく」から「たくさん食べる」のに「体重が減っていく」というのも、糖尿病に多く見られる症状です。
糖尿病の患者さんは食事で取り入れた糖質を十分にエネルギーに変えいることができないため、すぐに空腹を覚えてしまいます。そして、不足するエネルギーを補うために筋肉中のたんぱく質や脂肪が使われる結果、体重が減るのです。
なお、体重の減少が急激な場合は極度のインスリン不足が疑われます。放置すると昏睡に陥る危険がありますので、早急に検査を受けてください。


■早期発見のために年1回の検査を
前述したように、糖尿病の自覚症状は血糖値がかなり高くなってからあらわれます。ですから、本来は症状が出る前に治療が始められるべきであり、そのためには定期的に検査を受けることが必要になります。
とくに近親者に糖尿病の人がいたり、肥満、運動不足、ストレスなどの危険因子を持っている人は注意が必要です。最低でも1年に1回は定期検診を受けるようにしましょう。
そして検診の結果、糖尿病の疑いを指摘された場合には、必ず精密検査を受けるようにしてください。なかには、たいした自覚症状もないからと放置する人がいますが、これは、これからの健康的な生活を自ら放棄しているようなものです。


~尿に糖が出ても糖尿病とは限らない~
糖尿病は、その病名から「尿に糖が出る病気」と思われがちですが、これは必ずしも正確ではありません。
確かに、尿に糖が混じるのは、糖尿病の特徴的な症状の一つです。「立ち小便をしたら蟻が群がってきた」などという話もあるほどです。
しかし、糖尿病であっても尿に糖がでないことはあります。逆に、血糖値は正常でも、腎臓に問題があって尿に糖が出る人もいます。これは腎性糖尿といって、糖尿病ではありません。
糖尿病は、あくまでも「血液中に糖がたまる病気」です。尿に糖が出るのは、その結果にすぎません。




参考資料:「専門医が治す!糖尿病」 岩本安彦総監修 高橋書店

本財団ホームドクターのご紹介

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健康関連情報リンク


生活習慣病
日々のちょっとした努力で予防しましょう!生活習慣病対策。
■生活習慣病を知ろう!
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/
 (厚生労働省)

■生活習慣病予防(健康づくり)特集
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/seikatsu/
 (厚生労働省)

■糖尿病等の生活習慣病対策の推進について
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/12/s1227-13.html
 (厚生労働省)